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プロ野球選手が使用するバットには決められたメーカーがあります。
今回は公認されているメーカーとその市販状況について解説していきます。
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NPB公認のバットメーカー一覧
日本プロ野球(NPB)公認のバットメーカーは以下の通りです。
ブランドと製造メーカー
① NPB公認バットメーカーは27社
2021年のNPB公認のバットメーカーは27社ありました。
野球経験者なら誰もが知るメーカーも、参入歴の浅いメーカーもあります。
その多くがアマチュア向けにも市販しており購入が可能です。
もちろんまったく同じではないですが、プロモデルなども用意されています。
先程の表の右側にリンクがあるので気になる方は探してみてください。
個人的には知らないメーカーからも多く販売されていたので驚きました。
欲しいバットを探してみる
② バットが市販されてないメーカーは4社
NPBに登録されていてもバットが市販されていないメーカーもあります。
- UPSET (アップセット)
- ZINGER (ジンガー)
- NIKE (ナイキ)
- BLUEEQ (ブリイク)
UPSET (アップセット)
UPSETに関しては以前は販売していたようです。
しかし、現在は公式サイトをみてもバットの紹介はありませんでした。
ただ、サプライヤー契約のプロ野球選手もいるので製造はしているようです。
写真にあるようにカープの大盛穂選手が使用するバットはUPSETのものです。
#アップセット #NPB #大盛穂 pic.twitter.com/TfT8klZwp5
— UPSET 広島営業所 (@BaseballUpset) January 29, 2021
おそらくオーダーか取扱店舗のみでの購入かも知れません。
いずれにしても現在ネット販売での購入はできないようです。
UPSET契約選手
- 薮田和樹投手 (カープ)
- 森原康平投手 (楽天)
- 尾仲祐哉投手 (阪神)
- アドゥワ誠投手 (カープ)
- 大盛穂選手 (カープ)
- 二俣翔一選手 (カープ)
- 梅林優貴選手 (日本ハム)
ZINGER (ジンガー)
Zingerはアメリカのメーカーで日本では正規販売されていません。
2020年までベイスターズに在籍したホセ・ロペス選手が使用していました。
以前はRally Capで輸入販売していましたが現在は完売となっています。
表にある(株)バムズも詳細はわかりませんが、おそらく輸入代理店だと思います。
一部の外国人選手がNPBで使用するために申請されたものでしょう。
MLBでは有名な選手が使用するなどよく使用されているメーカーのようですね。
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— Zinger Bats (@zingerbats) June 9, 2018
NIKE (ナイキ)
NIKEに関しても以前は販売していたようです。
同様に公式サイトをみてもバットの紹介がありません。
現在はスパイクとウェアを中心に販売路線を変更しています。
NIKEの場合、サプライヤー契約のプロ野球選手の発表がありません。
ただ、現在もプロ野球選手はNIKEのバットを使っているようです。
一般販売からは撤退し、オーダーのみに変更したのかも知れません。
BLUEEQ (ブルイク)
BLUEEQに関しては過去にもバットは販売してません。
こちらも同様に公式サイトをみてもバットの紹介がありません。
元々、マリンスポーツのメーカーで野球に参入したのが2018年。
埼玉西武ライオンズ・レディースなど女子野球がメインのようです。
NPBの選手では2018年に契約したソフトバンクの増田珠選手が第1号。
下の写真ではみえませんが、最近の写真でもBLUEEQのバットを使用していました。
韓国ありがとうございました! pic.twitter.com/GWshir9d1Q
— 増田 珠/SHU MASUDA (@masuvish521) June 25, 2018
③ 全日本野球協会の公認メーカーとほぼ同じ
ちなみに全日本野球協会(BFJ)にも公認バットメーカーがあります。
BFJはアマチュア野球の団体のため、114社と多くのメーカーが登録されています。
1社を除いて、そのほとんどがNPBとBFJで共通するメーカーでした。
調べてみるとNPB公認でBFJ公認ではないメーカーはBLUEEQのみです。
プロは木製バット、アマチュアは高校野球までは金属バットです。
メーカーによっては金属バットのみ製造している会社もあるかも知れません。
ダウンロードできます
今回のまとめ
今回はプロ野球公認のバットメーカーについて話を進めてきました。
プロ野球では自由にバットを選ぶことはできず公認のメーカーが存在します。
調べてみると意外に多くのメーカーが登録されていました。
有名なメーカーも、あまり耳にしないメーカーもあったように思います。
それら多くのメーカーが試行錯誤を重ね、バットを制作しています。
ネットの普及により多くのメーカーで一般向けの販売も広がりました。
多くの時間と知識が詰められて一本のバットができあがります。
バット職人たちへの感謝をするとともに野球の上達に取り組みましょう。
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