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戦力外通告によりアジアのプロ野球に挑戦する選手がいます。
今回はアジアのプロ野球に挑戦した選手と最近の傾向をお伝えします。
尚、プロ野球選手のセカンドキャリアのまとめ記事は以下になります。
【 プロ野球選手のセカンドキャリア 】退団後の進路希望と進路調査からみえる現実
この記事には広告が含まれます どんなプロ野球選手もいつか引退する時が訪れます。今回は引退後の異色なセカンドキャリアについて解説していきます。※ グラフはNPB「セカンドキャリア」から集計&n...
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台湾プロ野球に所属した選手たち
台湾プロ野球の正式名称は「中華職業棒球大聯盟(CPBL)」。
1990~2000年代にはNPBを退団した多くの選手が所属していました。
- 1989-2002 中華職業棒球聯盟
- 1996-2002 台湾職業棒球大聯盟
- 2003-現在 中華職業棒球大聯盟
しかし、2022年に所属する選手は牧田和久投手のひとりのみ。
近年でみても2019年の川崎宗則選手、2021年の高野圭佑投手と合わせて3選手。
減少傾向は2010年以降からみられ始め、2010年以降は4人しか所属していません。
かつては「海外リーグと言えば台湾プロ野球」でしたが時代とともに消えつつあります。
① 中華職業棒球聯盟に所属した選手 (1990-2002)
ポジション | 所属 | NPB退団後の所属 | |
---|---|---|---|
小川宗直 | 投手 | 味全ドラゴンズ (1992) |
近鉄バファローズ (1991) 味全ドラゴンズ (1992) |
立花義家 | 一塁手 外野手 |
俊国ベアーズ (1993) |
阪神タイガース (1992) 俊国ベアーズ (1993) |
野中徹博 | 投手 | 俊国ベアーズ (1993) |
オリックス (-1989) 会社員 (1990-1992) 俊国ベアーズ (1993) 中日ドラゴンズ (1994 – 1996) ヤクルトスワローズ (1997 – 1998) |
成田幸洋 | 投手 | 俊国ベアーズ (1993-1994) |
大洋ホエールズ (-1991) 俊国ベアーズ (1993-1994) |
矢野和哉 | 投手 | 時報イーグルス (1993) |
ヤクルト (1986-1992) 時報イーグルス (1993) |
中井伸之 | 投手 | 三商タイガース (1994) |
ダイエーホークス (-1991) 三商タイガース (1994) |
川島堅 | 投手 | 時報イーグルス (1995) |
カープ (1988-1994) 時報イーグルス (1995) ➤ 医療業界へ転職した選手の記事はこちら |
鈴木俊雄 | 捕手 内野手 |
味全ドラゴンズ (1995) |
ロッテマリーンズ (-1994) 味全ドラゴンズ (1995) |
田島俊雄 | 投手 | 兄弟エレファンツ (1997-1999) |
日本ハム (-1996) 兄弟エレファンツ (1997-1999) ニューアーク・ベアーズ (1999) |
松永幸男 | 投手 | 統一ライオンズ (1997) |
中日ドラゴンズ (-1997/4) >統一ライオンズ (1997/4-) |
金森隆浩 | 投手 | 統一ライオンズ (1998) |
中日ドラゴンズ (-1997) 統一ライオンズ (1998) |
松井隆昌 | 捕手 | 統一ライオンズ (1998) |
ロッテロッテマリーンズ (1997) 統一ライオンズ (1998) |
小島圭市 | 投手 | 興農ブルズ (1999) |
中日ドラゴンズ (1998) 興農ブルズ (1999) |
足利豊 | 投手 | 三商タイガース (1999) |
福岡ダイエーホークス (1991 – 1997) 横浜ベイスターズ (1998) 三商タイガース (1999) |
羽根川竜 | 投手 | 兄弟エレファンツ (1999-2000) |
ロッテマリーンズ (-1998) 兄弟エレファンツ (1999-2000) |
白坂勝史 | 投手 | 兄弟エレファンツ (1999) |
中日ドラゴンズ (-1999) 兄弟エレファンツ (1999) ※ 野球留学 中日ドラゴンズ (2000) サンアンジェロ・コルツ (2002) カナネア・ミネロス (2003) |
有働克也 | 投手 | 和信ホエールズ (2000) |
中日ドラゴンズ (1997-1999) 和信ホエールズ (2000) |
矢野正之 | 投手 | 和信ホエールズ (2000) |
阪神タイガース (1995-1998) 和信ホエールズ (2000) |
斉藤肇 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2001) |
横浜ベイスターズ (-2000) 兄弟エレファンツ (2001) 日立製作所 (2002-2005) |
小桧山雅仁 | 投手 | 中信ホエールズ (2002) |
横浜ベイスターズ (1993-2001) 中信ホエールズ (2002) |
杉山直樹 (杉山 直輝) |
捕手 | 中信ホエールズ (2002) |
読売ジャイアンツ (1988 – 2000) 中信ホエールズ (2002) |
中山裕章 | 投手 | 中信ホエールズ (2002-2003) |
大洋ホエールズ (1986-1991) 中日ドラゴンズ (1994-2001) 和信ホエールズ (2002) 中信ホエールズ (2003) |
中込伸 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2002-2005) |
阪神タイガース (-2001) 兄弟エレファンツ (2002-2005) |
前田勝宏 | 投手 | 興農ブルズ (2002) |
中日ドラゴンズ (2001) 興農ブルズ (2002) フォルティトゥード・ベースボール・ボローニャ (2003) 上海ゴールデンイーグルス (2004) アスピア学園 (2005) 岩手21赤べこ野球軍団 (2006-2007) 長崎セインツ (2008) 明石レッドソルジャーズ (2009 – 2010) |
※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 統一ライオンズ (現・統一セブンイレブンライオンズ)
- 宮下大輔 三商タイガース
- 金子勝裕 俊国ベアーズ
② 台湾職業棒球大聯盟に所属した選手 (1996-2002)
ポジション | 所属 | NPB退団後の所属 | |
---|---|---|---|
高橋智 | 外野手 | 台北誠泰太陽 (2002) |
ヤクルトスワローズ (-2001) 台北誠泰太陽 (2002) |
石井丈裕 | 投手 | 台北声宝太陽 台北誠泰太陽 (2000-2001) |
日本ハムファイターズ (-1999) 台北声宝太陽・台北誠泰太陽 (2000-2001) |
山原和敏 | 投手 | 台北誠泰太陽 (2002) |
日本ハムファイターズ (-2001) 台北誠泰太陽 (2002) |
加藤博人 | 投手 | 台北誠泰太陽 (2002) |
大阪近鉄バファローズ (2001) 台北誠泰太陽 (2002) |
安藤信二 | 内野手 | 台北声宝太陽 台北誠泰太陽 (2000-2002) |
西武ライオンズ (-1999) 台北声宝太陽・台北誠泰太陽 (2000-2002) |
伊藤隆偉 | 投手 | 台中媚登峰金剛 (2000) |
読売ジャイアンツ (1999) 台中媚登峰金剛 (2000) |
江坂政明 | 投手 | 台中媚登峰金剛 (2000) |
阪神タイガース (1998) 台中媚登峰金剛 (2000) |
酒井弘樹 | 投手 | 台中宏碁金剛 (2002) |
阪神タイガース (2001) 台中宏碁金剛 (2002) |
小早川幸二 | 投手 | 台中金剛 (1999) |
広島東洋カープ (1993-1998) 台中金剛 (1999) 広島鯉城クラブ |
渡辺久信 | 投手 | 嘉南年代勇士 嘉南遠伝勇士 嘉南網客勇士 (1999-2001) |
ヤクルトスワローズ (1998) 嘉南年代勇士・嘉南遠伝勇士・嘉南網客勇士 (1999-2001) |
小島弘務 | 投手 | 嘉南遠伝勇士 (2000) |
千葉ロッテマリーンズ (-1999) 嘉南遠伝勇士 (2000) |
武藤幸司 | 投手 | 台中金剛 (2000-2002) |
千葉ロッテマリーンズ (-1999) 嘉南遠伝勇士 (2000) |
③ 中華職業棒球大聯盟に所属した選手 (2003-)
ポジション | 所属 | NPB退団後の所属 | |
---|---|---|---|
野々垣武志 | 内野手 | 誠泰太陽 (2003) |
福岡ダイエーホークス (2001 – 2002) 誠泰太陽 (2003) |
部坂俊之 | 投手 | 和信ホエールズ (2003) |
阪神タイガース (1999 – 2002) 中信ホエールズ (2003) ヴィクトリア・キャピタルズ (2003) |
笹川隆 | 捕手・内野手 | 和信ホエールズ (2003) トレード |
ダイエーホークス (1998-2002) 中信ホエールズ (2003) ダイエー・ソフトバンクホークス (2003-2005) |
今井圭吾 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2003) |
日本ハムファイターズ (-2002) 兄弟エレファンツ (2003) |
横田久則 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2003-2004) |
阪神タイガース (2002) 兄弟エレファンツ (2003-2004) |
野村貴仁 | 投手 | 誠泰コブラズ (2004) |
日本ハムファイターズ (2003) 誠泰コブラズ (2004) |
石川雅実 | 投手 | 統一ライオンズ (2004) |
読売巨人軍 (-2003) 統一ライオンズ (2004) |
成本年秀 | 投手 | 統一ライオンズ (2005) |
ヤクルトスワローズ (-2004) 統一ライオンズ (2005) |
武藤潤一郎 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2005) |
西武ライオンズ (2004) 兄弟エレファンツ (2005) |
佐藤秀樹 | 投手 | 誠泰コブラズ (2005) |
ヤクルトスワローズ (2003 – 2004) 誠泰コブラズ (2005) |
寺村友和 (山崎友和) |
投手 | 誠泰コブラズ (2005) |
大阪近鉄バファローズ (2003) 誠泰コブラズ (2005) |
立川隆史 | 外野手 | 誠泰コブラズ (2006) |
阪神タイガース (2004 – 2005) 誠泰コブラズ (2006) |
芝草宇宙 | 投手 | 興農ブルズ (2007) |
ソフトバンクホークス (2006) 興農ブルズ (2007) |
井場友和 | 投手 | 興農ブルズ (2007-2008/5) |
日本ハムファイターズ (-2006) 興農ブルズ (2007-2008/5) 長崎セインツ (2008) |
正田樹 | 投手 | 興農ブルズ (2009-2010) Lamigoモンキーズ (-2014/5) |
阪神タイガース (2007-2008) 興農ブルズ (2009-2010) 新潟アルビレックス (2011) 東京ヤクルトスワローズ (2012-2013) Lamigoモンキーズ (-2014/5) 愛媛マンダリンパイレーツ (2014/5-2023) ヤクルトスワローズ (2024-) |
伊代野貴照 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2009-2009/5) |
阪神タイガース (-2008) 兄弟エレファンツ (2009-2009/5) 高知ファイティングドッグス (2009/6-) |
鎌田祐哉 | 投手 | 統一セブンイレブン・ライオンズ (2012) |
楽天ゴールデンイーグルス (-2011) 統一セブンイレブン・ライオンズ (2012) |
真田裕貴 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2013) |
読売巨人軍 (-2012) 兄弟エレファンツ (2013) 東京ヤクルトスワローズ (2014) 福島ホープス (2015) 福井ミラクルエレファンツ (2016) |
川崎宗則 | 内野手 | 味全ドラゴンズ (2019) |
ソフトバンク (2018) 味全ドラゴンズ (2019) 栃木ゴールデンゴールズ (2020-) |
高野圭佑 | 投手 | 中信兄弟 (2021) |
ロッテ (2016-2019) 阪神 (2019-2020) 中信兄弟 (2021) 栃木ゴールデンブレーブス (2022) エイジェック (2023-) – 引退 – エイジェックベースボールアカデミー (2024/11-) |
牧田和久 | 投手 | 中信兄弟 (2022/5-9) |
西武 (2011-2017) サンディエゴ・パドレス (2018-2019) 楽天 (2020-2021) 中信兄弟 (2021/5-9) |
笠原祥太郎 | 投手 | 台鋼ホークス (2024-) |
中日 (2017-2022) DeNA (2023) 台鋼ホークス (2024-2024/6) |
※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 統一ライオンズ (現・統一セブンイレブンライオンズ)
※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ Lamigoモンキーズ (現・楽天モンキーズ)
尚、2021年に田澤純一投手が味全ドラゴンズに所属します。
しかし、NPBを退団した選手ではないためここでは除外しています。
- 58試合 (60回2/3) 4勝4敗30S 3.56 WHIP 1.335
④ 他リーグ経由で台湾プロ野球に所属した選手
ポジション | 所属> | NPB退団後の所属 | |
---|---|---|---|
入来智 | 投手 | La Newベアーズ (2004) |
ヤクルト (-2002) 韓国・斗山ベアーズ (2003) La Newベアーズ (2004) |
中村隼人 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2006/5-) |
巨人 (-2005) 千葉熱血MAKING (-2006/5) 兄弟エレファンツ (2006/5-) |
竹清剛治 | 投手 | 興農ブルズ (2006/7-) |
ロッテ (-2005) 中国ホープスターズ (-2006/7) 興農ブルズ (2006/7-) |
栗田雄介 | 投手 | 興農ブルズ (2007) |
オリックス (2005) 関西メディカルスポーツ学院 (2006) 興農ブルズ (2007) |
マック鈴木 | 投手 | La Newベアーズ (2007-2008) |
オリックス (-2005) オークランド・アスレチックス (2005/12-) ティファナ・ポトロス (2006/4-) シカゴ・カブス (2006/8-) タバスコ・キャトルメン (2007) La Newベアーズ (2007-2008) カルガリー・ヴァイパーズ (2008 – 2009) サザンメリーランド・ブルークラブス (2009) カルガリー・ヴァイパーズ (2010) 神戸サンズ (2011) |
片山文男 | 投手 | 興農ブルズ (2008) |
ヤクルト (-2005) YBCフェニーズ (2006-2007) 興農ブルズ (2008) ABC東京野球クラブ (2009) 所沢グリーンベースボールクラブ (2010) |
小林亮寛 | 投手 | 兄弟エレファンツ (2008 – 2009) |
ロッテ (-2005) カルガリー・ヴァイパーズ (2006) 香川オリーブガイナーズ (2007) 兄弟エレファンツ (2008 – 2009) エンセナーダ・マリナーズ (2011) 高陽ワンダーズ (2012 – 2013) |
高津臣吾 | 投手 | 興農ブルズ (2010) |
ヤクルト (-2007) 韓国・ウリ・ヒーローズ (2008) サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009) 興農ブルズ (2010) 新潟アルビレックス (2011-2012) |
福永春吾 | 投手 | 台鋼ホークス (2023/6-8) |
阪神 (-2020) 徳島インディゴソックス (2021) ドゥランゴ・ジェネラルズ (2022-2022/5) グアダラハラ・マリアッチス (2022/5) 福岡北九州フェニックス (2022/8-2022/10) 台鋼ホークス (2023/6-8) – 引退 – 台鋼ホークス コーチ補佐 (2023/8-) |
吉田一将 | 投手 | 台鋼ホークス (2024/8-) |
新潟アルビレックス (2022-2024/7) 台鋼ホークス (2024/8-) 在籍 |
※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ La Newベアーズ (現・楽天モンキーズ)
⑤ 吉田一将投手の入団でNPB出身者の所属継続
2024年6月に笠原祥太郎投手が台鋼ホークスを退団。
それにより再び台湾プロ野球(CPBL)所属のNPB出身者はゼロとなりました。
そんな中、新潟アルビレックス所属の吉田一将投手が台鋼ホークスへ移籍。
2ヵ月間の空白はできましたが再びNPB出身選手が所属することとなりました。
台鋼ホークスへ移籍する吉田選手からサポーターの皆様にメッセージです!!
新潟からエールを送り続けます🔥🔥#吉田一将#オイシックス新潟アルビレックスBC https://t.co/iBTDCJFSWx pic.twitter.com/mwCyJ9Jm4z
— オイシックス新潟アルビレックスBC【公式】 (@Albi_BC_PR) August 1, 2024
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韓国プロ野球に所属した選手たち
韓国プロ野球の正式名称は「KBOリーグ」。
1980~2000年代にはNPBを退団した選手が多く所属していました。
- 1981-現在 KBOリーグ
しかし、最後のNPB出身選手は2011年の金村大裕投手が最後。
10年以上、NPB出身の日本人選手はひとりも所属していない状況です。
もともと韓国にルーツを持つ選手が所属することが多くみられました。
最近はそういった傾向はなく、KBOに進出する選手はいなくなりました。
① 韓国プロ野球に所属した選手 (1982-)
ポジション | 所属 | 所属時期 | |
---|---|---|---|
石川厚 (金時哲) |
投手 | MBC青龍 (1982) |
読売ジャイアンツ (1978-1979) 浦項製鉄 (不明) MBC青龍 (1982) |
福士敬章 (張明夫) |
投手 | 三美スーパースターズ (1983-1985) ピングレ・イーグルス (1986) |
広島東洋カープ (1977-1982) 三美スーパースターズ (1983-1985) ピングレ・イーグルス (1986) |
木山英求 (李英求) |
外野手 | 三美スーパースターズ (1983-1985) 青宝ピントゥス (1985) |
広島東洋カープ (1973-1982) 三美スーパースターズ (1983-1985前期) 青宝ピントゥス (1985後期) |
徳山文宗 (洪文宗) |
外野手 | ロッテ・ジャイアンツ (1984-1988) 太平洋ドルフィンズ (1989-1990) |
ロッテオリオンズ (1981-1983) ロッテ・ジャイアンツ (1984-1988) 太平洋ドルフィンズ (1989-1990) |
菊村徳用 (朴徳用) |
投手 | ロッテ・ジャイアンツ (1984) |
近鉄バファローズ (1981-1983) ロッテ・ジャイアンツ (1984) |
新浦壽夫 (金日融) |
投手 | サムスン・ライオンズ (1984-1986) |
読売ジャイアンツ (1968-1983) 三星ライオンズ (1984-1986) 横浜大洋ホエールズ (1987-1991) 福岡ダイエーホークス (1992) ヤクルトスワローズ (1992) |
石山一秀 (宋一秀) |
捕手 | サムスン・ライオンズ (1984-1986) |
近鉄バファローズ (1970-1983) 三星ライオンズ (1984-1986) |
柳沢高雄 (柳高雄) |
内野手 | MBC青龍 (1985-1988) |
中日ドラゴンズ (1977-1984) MBC青龍 (1985-1988) |
吉村元富 (高元富) |
外野手 | ピングレ・イーグルス (1985-1991) OBベアーズ (1992) |
南海ホークス (1981-1984) ピングレ・イーグルス (1985-1991) OBベアーズ (1992) |
金井正幸 (金正幸) |
投手 | ロッテ・ジャイアンツ (1985-1988) |
ロッテオリオンズ (1982-1984) ロッテ・ジャイアンツ (1985-1988) |
木原彰彦 (朴彰彦) |
内野手 | OBベアーズ (1986) |
広島東洋カープ (1982-1985) OBベアーズ (1986) |
金城信夫 (金信夫) |
投手 | 青宝ピントゥス (1986-1987) 太平洋ドルフィンズ (1988-1989) LGツインズ (1990) |
南海ホークス (1982-1985) 青宝ピントゥス (1986-1987) 太平洋ドルフィンズ (1988-1989) LGツインズ (1990) |
金城基泰 (金基泰) |
投手 | 青宝ピントゥス (1986) 三星ライオンズ (1987) |
読売ジャイアンツ (1985) 青宝ピントゥス (1986) 三星ライオンズ (1987) |
金本誠吉 (金誠吉) |
投手 | 三星ライオンズ (1987-1992) サンバンウル・レイダース (1993) |
阪急ブレーブス (1978-1986) 三星ライオンズ (1987-1992) サンバンウル・レイダース (1993) |
吉本博 (宋才博) |
捕手・内野手・外野手 | OBベアーズ (1988-1990) |
横浜大洋ホエールズ (1983 – 1987) OBベアーズ (1988 – 1990) 太平洋ドルフィンズ (1991) |
浜田一夫 (金一夫) |
投手 | 太平洋ドルフィンズ (1988) |
中日ドラゴンズ (1982-1987) 太平洋ドルフィンズ (1988) |
太田龍生 (鄭龍生) |
投手 | 三星ライオンズ (1988-1989) |
広島東洋カープ (1983-1988) 三星ライオンズ (1988-1989) 福岡ダイエーホークス (1990) |
吉本博 (宋才博) |
捕手・内野手・外野手 | OBベアーズ (1988-1990) 太平洋ドルフィンズ (1991) |
横浜大洋ホエールズ (1983 – 1987) OBベアーズ (1988-1990) 太平洋ドルフィンズ (1991) |
宮城弘明 |
投手 | ピングレ・イーグルス (1988-1992) 在日韓国と偽装(金弘明) |
ヤクルト (-1987) ピングレ・イーグルス (1988-1992) |
竹田光訓 (宋光訓) |
投手 | 三星ライオンズ (1989-1990) |
横浜大洋ホエールズ (1985-1988) 三星ライオンズ (1989-1990) 横浜大洋ホエールズ (1991) |
金沢信彦 (金炳守) |
内野手・外野手 | ロッテ・ジャイアンツ (1990-1991) |
近鉄バファローズ (1983-1989) ロッテ・ジャイアンツ (1990-1991) |
佐藤文彦 (鄭文彦) |
外野手 | 太平洋ドルフィンズ (1991-1992) |
日本ハムファイターズ (1981-1990) 太平洋ドルフィンズ (1991-1992) |
桧山泰浩 (黄泰浩) |
投手 | サンバンウル・レイダー (1992) |
近鉄バファローズ (1986-1991) サンバンウル・レイダース (1992) |
鴻野淳基 (洪淳基) |
内野手・外野手 | ロッテ・ジャイアンツ (1994) |
横浜大洋・横浜ベイスターズ (1992- 1993) ロッテ・ジャイアンツ (1994) |
田中実 (金実) |
外野手 | 三星ライオンズ (1994-1995) サンバンウル・レイダース (1996-1998) OBベアーズ (1998-2000) |
日本ハムファイターズ (1986-1993) 三星ライオンズ (1994-1995) サンバンウル・レイダース (1996-1998) OBベアーズ (1998-2000) |
新井峰秀 (朴峰秀) |
外野手 | サムスン・ライオンズ (2002) |
中日ドラゴンズ (1999-2000) サムスン・ライオンズ (2002) |
吉本一義 (李一義) |
投手・外野手 | LGツインズ (2002-2003) |
ダイエーホークス (1994-2000) LGツインズ (2002-2003) |
光山英和 (金英和) |
捕手 | ロッテ・ジャイアンツ (2003) |
横浜ベイスターズ (2002) ロッテ・ジャイアンツ (2003) |
入来智 | 投手 |
斗山ベアーズ (2003) 外国人枠登録初の投手 |
ヤクルト (-2002) 斗山ベアーズ (2003) 台湾・La Newベアーズ (2004) |
高山智行 (高智行) |
内野手 | ハンファ・イーグルス (2003) 三星ライオンズ (2003-2004) ハンファ・イーグルス (2005) |
阪神タイガース (2000-2001) ハンファ・イーグルス (2003) 三星ライオンズ (2003-2004) ハンファ・イーグルス (2005) |
天野勇剛 (金勇剛) |
内野手 | ロッテ・ジャイアンツ (2006) |
ロッテマリーンズ (1996-2005) ロッテ・ジャイアンツ (2006) |
塩谷和彦 | 内野手 | SKワイバーンズ (2006) 外国人枠登録初の野手 |
オリックス (-2005) SKワイバーンズ (2006) |
高津臣吾 | 投手 | ウリ・ヒーローズ (2008) |
ヤクルト (-2007) ウリ・ヒーローズ (2008) サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009) 台湾・興農ブルズ (2010) 新潟アルビレックス (2011-2012) |
大原秉秀 (姜秉秀) |
内野手 | ハンファ・イーグルス (2009) |
東京ヤクルトスワローズ (2003 – 2008) ハンファ・イーグルス (2009) コリア・ヘチ (2010) |
門倉健 | 投手 | SKワイバーンズ (2009-2010) サムスンライオンズ (2011) |
巨人 (-2008) SKワイバーンズ (2009-2010) サムスンライオンズ (2011) 伊達聖ヶ丘病院 硬式野球部 (2012) |
岡本真或 | 投手 | LGツインズ (2010) |
西武ライオンズ (-2009) LGツインズ (2010) 楽天ゴールデンイーグルス (2011) |
金村大裕 (金大裕) |
投手 | SKワイバーンズ (2011) |
阪神タイガース (2006-2010) SKワイバーンズ (2011) |
※ ピングレイーグルス (現・ハンファ・イーグルス)
※ ウリ・ヒーローズ (現・キウム・ヒーローズ)
- 森一馬 ロッテ・ジャイアンツ
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中国プロ野球に所属した選手たち
中国プロ野球の正式名称は「中国プロ野球連盟 (CNBL)」。
2002-2018年まで中国野球リーグが開催され、2019年にCNBLが発足されました。
- 2002-2018 中国野球リーグ
- 2019-現在 中国プロ野球連盟 (CNBL)
中国のプロ野球にNPB退団後に日本人選手が所属したのはわずか4人。
最後に所属したのが2007年の礒恒之投手で、約15年間も在籍していません。
リーグのレベルが高くなく、NPB復帰のアピールの場には難しいのが正直な所。
また、経済的な理由からCNBL発足時には6チームから4チームまで減少しています。
① 中国野球リーグに所属した選手 (2002-2019)
ポジション | 所属 | 所属時期 | |
---|---|---|---|
前田勝宏 | 投手 | 上海ゴールデンイーグルス (2004) |
中日ドラゴンズ (2001) 興農ブルズ (2002) フォルティトゥード・ベースボール・ボローニャ (2003) 上海ゴールデンイーグルス (2004) アスピア学園 (2005) 岩手21赤べこ野球軍団 (2006-2007) 長崎セインツ (2008) 明石レッドソルジャーズ (2009-2010) |
竹清剛治 | 投手 | 中国ホープスターズ (-2006/7) |
ロッテ (-2005) 中国ホープスターズ (-2006/7) 興農ブルズ (2006/7-) |
原井和也 | 内野手 | 中国ホープスターズ (2006) |
千葉ロッテマリーンズ (-2005) 中国ホープスターズ (2006) |
礒恒之 | 投手 | 江蘇ホープスターズ (2006-2007) |
千葉ロッテマリーンズ (-2002) 住友金属鹿島 (2003-2004) 佐川急便軟式野球部 (2005) 江蘇ホープスターズ (2006-2007) |
※ 上海ゴールデンイーグルス (新リーグにより消滅)
※ 中国ホープスターズ (現・江蘇ヒュージホーセス)
※ 江蘇ホープスターズ (現・江蘇ヒュージホーセス)
尚、過去には中国プロ野球はNPB球団と業務提携を結んでいた時期があります。
広東レパーズには2004-2006年の間に多くドミニカアカデミーの選手が派遣されました。
- 読売ジャイアンツ 北京タイガース
- 横浜DeNAベイスターズ 天津ライオンズ
- 広島東洋カープ 広東レパーズ
- 千葉ロッテマリーンズ 江蘇ホープスターズ
- 大阪近鉄バファローズ 上海ゴールデンイーグルス (消滅)
- 阪神タイガース 上海ゴールデンイーグルス (消滅)
- 人見家康 北京タイガース
- 清水広貴 四川ドラゴンズ
アスリート専門だからこそのサポート体制
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今回のまとめ
今回はアジア圏のプロ野球に挑戦する選手について話を進めてきました。
近年では選択肢としてアジア圏でプレーする選手がかなり少なくなっています。
20年前と比較し、海外の情報も増え、航空機などの移動も容易となりました。
また、アメリカからもスカウトが訪れ、選手の調査も盛んになっています。
同時に台湾や韓国などのトップクラスの選手のMLB進出も増加。
それに伴って、各国のプロ野球のレベルも低下傾向にあるのかも知れません。
また、国内に独立リーグができたことでそちらに所属する選手も増えました。
近隣国のチームに所属するより選択肢として容易であるのは事実でしょう。
様々な理由によりアジア圏に進出する選手は減少傾向となっています。
この傾向は時代が変わっても大きく変わらないのではと感じています。
かつては退団後の選択肢として需要のあったアジア圏のプロ野球。
今後、この流れがどう変化するかに注目しながら見守っていきましょう。
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