2018年のわずか1年の在籍で退団したジョアン・タバーレス投手。
今回はカープ退団後の動向とNPB復帰までについて話を進めていきます。
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選手紹介
- Yohan Tavarez
- 1994年11月8日
- ドミニカ共和国出身
- 投手・ 右投右打
- 背番号 142
- 2017年 練習生
- 2018年3月7日 育成選手契約
- 2018年10月2日 戦力外通告
日本の独立リーグで活躍した2020-2022年
2018年に自由契約となったジョアン・タバーレス投手。
退団後は帰国せず日本に残り、独立リーグに活躍の場を求めています。
① 滋賀ユナイテッドベースボールクラブに所属
カープ退団後の2019年からBCリーグに所属。
所属チームは滋賀県を本拠地とする「滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」。
所属1年目は1試合のみ先発したものの、主にリリーフとして登板。
前・後期で合計56試合に登板し、防御率1点台の好成績を残しています。
2020年も滋賀ユナイテッドに残留し、多くの試合で先発として登板。
ただ、先発としては活躍できず、9月13日に富山GRNサンダーバーズに移籍。
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— 滋賀GOブラックス【公式】 (@oceanshiga) May 12, 2020
2019年シーズン成績
18試合 (22回2/3) 1勝0敗 1.99 WHIP 1.28
38試合 (50回1/3) 3勝2敗 1.79 WHIP 1.43
2020年シーズン成績
13試合 (42回1/3) 1勝8敗 6.59 WHIP 1.96
② 富山GRNサンダーバーズに所属
2020年9月からは「富山GRNサンダーバーズ」に移籍。
シーズン終盤でしたが、すべての試合をリリーフとして7試合に登板。
防御率こそ若干高いものの、WHIPは0.55と圧倒。
リリーフ投手としての適性を示した2020年シーズンとなりました。
2020年シーズン成績
7試合 (7回1/3) 1勝0敗 2.45 WHIP 0.55
富山GRNサンダーバーズ2年目となる2021年は再び先発に転向。
勝敗数こそ良くないですが、投球回はチームNo.1の142回1/3とフル回転。
2020年のシーズンオフは帰国せず日本に残って自主トレを実施。
開幕まで準備期間がしっかり取れたのも好影響だったのかも知れません。
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2021年シーズン成績
20試合 (142回2/3) 6勝6敗 2.59 WHIP 1.23
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4年ぶりにNPB復帰を果たした2022年
2022年も3年目となる富山GRNサンダーバーズと契約。
シーズン途中にはカープ退団後4年ぶりとなるNPB復帰を果たしています。
① 富山GRNサンダーバーズで完璧なリリーフ
富山GRNサンダーバーズ3年目は開幕からリリーフとしてフル回転。
12試合すべてリリーフとして登板し、完璧といって良い投球内容を残しています。
独立リーグに所属して以来、2球団でリリーフと先発を交互に担ってきました。
いずれの役割でも好成績を残し、“使い勝手の良い投手”として結果を残しました。
2022年シーズン成績 (5月まで)
12試合 (12回) 0勝0敗2S 0.00 WHIP 0.25
② 中日ドラゴンズと契約し4年ぶりにNPB復帰
独立リーグでの成績が評価され、5月31日に中日ドラゴンズと正式に契約。
2018年以来の4年ぶりのNPB復帰で、オセアンリーグ初のNPB復帰選手となりました。
7月8日には元古巣のカープ戦でNPB初登板。
9回の1イニングを投げ、三振を奪うなど3者凡退に打ち取りました。
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最後は #高橋周平 の好守で締めた👏👏
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⚾#プロ野球(2022/7/8)
🆚中日×広島
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しかし、その後は7月21日に感染症により1軍登録抹消に。
その後は2軍調整が続き、シーズン中の1軍再登録はありませんでした。
③ 元同僚デュアンテ・ヒース投手を”ロールモデル”に
今後のロールモデルとなるのがデュアンテ・ヒース投手。
カープ退団後に富山GRNサンダーバーズに所属し、2018年に西武と契約しNPB復帰。
一時期は抑えを任されるなど、2018-2019年の2年間で76試合に登板。
ジョアン・タバーレス投手にとってNPB復帰して活躍した姿は良いロールモデルに。
デュアンテ・ヒース投手は2020-2021年に富山GRNサンダーバーズの元同僚。
元カープの投手という共通点も含め、中日ドラゴンズでの活躍が期待されます。
NPB復帰時のデュアンテ・ヒース投手
④ 初登板を果たすも10月に戦力外通告に
2022年10月4日に中日が来季の契約を結ばないことを通達。
NPB初登板を果たしたものの、結果を残せず残念な結果となりました。
6月にチームに合流し、在籍期間はわずか4ヵ月間でした。
今後に関する情報はなく、日本に残るか野球を続けるかは不明です。
2022年シーズン成績
3試合 (3回) 0勝0敗 6.00 WHIP 2.000
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今回のまとめ
今回はジョアン・タバーレス投手の退団後について話を進めてきました。
4年ぶりのNPB復帰を果たして、2軍戦ですか先発投手として登板しています。
ここからは1軍初登板に向けて結果を求められます。
カープで果たせなかったNPBデビューの姿をみれることを期待しています。
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