6年間在籍し2021年に退団したアレハンドロ・メヒア選手。
今回はカープ退団後の動向とメキシコリーグでの活躍について話を進めていきます。
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2021年オフにドミニカウインターリーグに参加
フリーエージェントとなったアレハンドロ・メヒア選手。
2021年オフは母国に帰国し、ドミニカウインターリーグ(LIDM)に参加していました。
① トロス・デル・エステに所属
カープ退団後の2021年オフにドミニカのウインターリーグに参加。
所属チームはラ・ロマーナを本拠地とする「Toros del Este(トロス・デル・エステ)」。
La #ToroCadena para nuestro Alejandro Mejía @MejiaAle96 🔥🔥🔥🔥 pic.twitter.com/xSRZGSlKvb
— Toros Del Este (@TorosdelEste) December 9, 2021
Toros del Este入団後はすべての試合で一塁手として出場。
しかし、期待された数字は残せず、本塁打は0に終わっています。
2021-2022年シーズン成績
10試合 .243 (9/37) 0本 5打点 OPS .552
② 2017年と2019年のオフにも所属経験
2017年オフにも同チームで2試合だけ出場しています。
ただ、試合数や打席数の影響もありますが、目立った成績は残していません。
2017-2018年シーズン成績
2試合 .125 (1/8) 0本 0打点 OPS .250
2019年オフにも2度目のToros del Esteに所属。
プレミア12のドミニカ代表に選出されたため、レギュラーシーズンの出場はゼロ。
ただ、Toros del Esteは上位4チームで行われるプレーオフに進出。
プレーオフからチームに合流しましたが、目立った成績は残せずチームも敗退。
2018-2019年プレーオフ成績
14試合 .184 (9/49) 0本 2打点 OPS .392
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2022年からメキシカンリーグに所属が決定
2022年からはメキシカンリーグ(LMB)の所属が発表されました。
所属先がないままオファーを待つことなくすぐに契約に至っています。
① 南地区のプエブラ・パロッツに入団
南地区のPuebla Parrots(プエブラ・パロッツ)に入団。
三塁と一塁を守れる長距離砲として3月にLMBデビューを果たしています。
PODER DOMINICANO, PRESENTE EN EL NIDO VERDE 💪🏻🦜
✅ Alejandro Mejía hará su debut en LMB en este 2022
✅ El inicialista viene de jugar en tierras Niponas
💻: https://t.co/V3nMctxjMm#VolaremosAlto pic.twitter.com/f6u2iuwxqe
— Pericos de Puebla (@Pericos_Oficial) March 18, 2022
余談ですが、Puebla Parrotsには元カープのデュアンテ・ヒース投手も所属(2016-2017)。
リリーフとして68試合で6勝5敗23Sを記録し、2022年もメキシカンリーグに復帰しています。
② ケガによる離脱もありながら20本塁打を達成
入団後はチームの主力打者として期待通りの活躍。
規定打席にも到達し、打率.370を超える好成績を記録しています。
尚、守備位置はToros del Este時代と同様に一塁のみ。
入団当初は三塁を守る構想もあったようですが現状に落ち着いています。
Bombazo de Alejandro Mejía 💪🇩🇴
El cañonero de los Pericos de Puebla llegó desde Japón y fue allá a donde mandó esa ⚾️#EmocionesImparables pic.twitter.com/YIdJelven6
— Liga Mexicana de Beisbol (@LigaMexBeis) May 4, 2022
5月19日から15日間の故障者リスト入りとなり、6月6日の試合で復帰。
復帰翌日の試合で本塁打を放つなど、故障の影響はなく活躍を続けています。
¡REGRESÓ MEJÍA! 👊
Cuadrangular solitario del dominicano 🔥
¡VAMOS PERICOS! 🦜💚#SwingsMásVerdes pic.twitter.com/ztuU86DeOw
— Pericos de Puebla (@Pericos_Oficial) June 5, 2022
ケガから復帰後も順調に打線の主軸とした活躍。
カープ2軍時代の2019年以来となる年間20本塁打も達成しました。
打率は落としたものの、本塁打数・OPSともに十分な成績。
成績だけでみれば2023年シーズンの契約更新もありそうな状況です。
2022年シーズン成績
71試合 .338 (89/263) 22本 71打点 OPS 1.037
③ ライネル・ロサリオ選手を”ロールモデル”に
今後、NPBやMLBへ復帰はかなり難しい状況だとは思います。
そうした場合、南米やアジア圏の国で選手を続けることとなります。
そこでロールモデルとなるのがライネル・ロサリオ選手。
2017年から所属しているメキシカンリーグも6年目を迎えます。
2度の本塁打王も獲得し、リーグにとっては欠かせない選手になりました。
アレハンドロ・メヒア選手にとって彼の存在は良いロールモデルとなっています。
順調にスタートしたメキシカンリーグでの選手生活。
メキシコで実績を積み重ねて残りの野球人生を送るのも選択肢のひとつでしょう。
ライネル・ロサリオ選手の記事はこちら
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今回のまとめ
今回はアレハンドロ・メヒア選手の退団後について話を進めてきました。
現在はメキシカンリーグに所属し、チームの主軸打者として活躍しています。
NPB復帰を目指しているのかは意思がわからずわかりません。
いずれにしてもどこかの国で元気に野球を続けてくれること願っています。
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