この記事には広告が含まれます
最近ではスピードガンなど計測機器が手軽に購入できる時代となりました。
今回は個人レベルでも購入できる手頃なスピードガンについて話を進めていきます。
目次を押すと好きな所に移動できます
球速が計測できるタイプ
ここでは従来の「球速のみ」を計測するタイプを紹介します。
タイプとしては一般的なピストル型のものとボール型のものがあります。
① スピードスターV (Bushnell)
スピードスターVは一般的にイメージするスピードガンです。
測定可能速度は16~177㎞/h、測定最大距離は27mとなっています。
専用ウェストホルダーも付属しているので携帯するのに便利です。
② プロマーク 速球王子 (SAKURAI)
速球王子はボールそのものに計測器を内蔵したタイプになります。
ボールの材質が硬球仕様になっているので、軟式の選手には難しいかも知れません。
サイズ・重量に関してはNPBやMLBの中間くらいになっています(直径72mm、重さ145g)。
材質は硬式ボールと同じPVCレザーで、縫い糸の部分はポリエステルで作られています。
球速は190キロまで計測が可能で、16mと18mの距離で計測することができます。
PVCは「ポリ塩化ビニール」の英語表記であるPolyvinyl Chlorideの略になります。
塩化ビニール樹脂を布地に塗布し、天然皮革に近い質感を再現したものです。
バットスイング速度&球速が計測できるタイプ
ここでは「速度」を計測できるものを紹介します。
特徴としては投球だけでなく、バットスイング速度を計測することも可能な点です。
① BSG-1 Basic (ユピテル(YUPITERU) )
BSG-1 Basicではピッチングモードとバッティングモードがあります。
ピッチングモードとバッティングモードで計測できるデータは以下の通りです。
- ピッチングモード / 初速・終速・初速終速間距離
- バッティングモード / バットスイング速度・打球初速・打球推定飛距離
ボールタイプのように回転数や回転軸などの球質は計測できません。
三脚などに固定して設置すると計測できるので投球自体に影響しません。
※ Amazonの”野球・ソフトボールのカテゴリー”でベストセラー1位を獲得
② マルチスピードテスターIII (SSK)
マルチモードテスターⅢは測定可能速度は30~180㎞/hと幅広く計測することが可能です。
また、ピッチングモード2種類とバッティングモード2種類があり目的に応じて使用できます。
-
Bat Swingモード(素振り) / バットスイング速度
-
Battingモード(ティー打撃・トス打撃) /ミート率
-
Pitching Releaseモード / 初速
-
Ptching Tagetモード / 終速
大きな特徴として、バッティングモードでのミート率の計測にあります。
ミート率は「スイング速度に対する打球速度の割合」で表されます。
実際にバットの芯にセンサーを設置するような正確なものではありません。
ただ、打球の強さから推測値として算出されるため参考値として使えます。
また、計測の際に安定して計測できるように専用の三脚も販売されています。
手で持って計測することも可能ですが固定する方が誤差もでにくく比較しやすいです。
記事で紹介した機種の比較
タイプ | 定価 | 測定可能速度 | |
---|---|---|---|
スピードスターV |
球速 |
20,000円 Amazonで価格を確認 楽天で価格を確認 |
16~177㎞/h |
プロマーク 速球王子 |
球速 |
4,500円 Amazonで価格を確認 楽天で価格を確認 |
10~190km/h |
BSG-1 Basic |
球速 バットスイング |
29,700円 Amazonで価格を確認 楽天で価格を確認 |
ピッチング 30~200㎞/h バッティング 50~200㎞/h |
マルチスピードテスターIII |
球速 バットスイング |
36,300円 Amazonで価格を確認 楽天で価格を確認 |
30~180㎞/h |
マルチスピードテスター用三脚 |
– | 5,800円 Amazonで価格を確認 楽天で価格を確認 |
– |
【 球質を改善 】STRIKE・テクニカルピッチ・MAQで”球速・回転数・回転軸”を計測
この記事には広告が含まれます 近年では従来注目されてきた投手の球速のみならず球質も注目されています。個人レベルで計測できる環境になってきたのでそのツールついて話を進めていきます。目次を押すと...
今回のまとめ
今回は通販で購入できるスピードガンについて話を進めてきました。
10数年前に比べて、現在は様々なタイプの機種が手軽に購入することが可能です。
また、球速だけでなくバットスイング速度を計測できる機種も存在します。
この10年で球速は劇的に向上し、対応するためにはスイング速度の向上も必要です。
あくまでも参考値ですが、使い方次第によりレベルアップも可能です。
多くの選手が今よりレベルアップし、試合で活躍することを期待しています。
他にも記事を読みたい
※ 文章・画像の転載はご遠慮ください