左右どちらの投手が得意なのかを以前にもこのブログでとりあげました。
今回は長野久義選手に注目して過去の数字から分析していきたいと思います。
2014~2018年の対右投手・対左投手の打撃成績
ひとまずデータを振り返っていきます。
年度別に打率の良い方を赤い文字で表示しました。
対右投手 | 対左投手 | |
---|---|---|
2014 | .292 7本 41点 | .307 6本 21点 |
2015 | .239 9本 42点 | .281 6本 10点 |
2016 | .277 7本 25点 | .298 4本 17点 |
2017 | .264 11本 33点 | .256 5本 13点 |
2018 | .304 9本 31点 | .260 6本 21点 |
通算打率 | .275 | .280 |
2014~2016年までは対左投手の方が良い成績を記録しています。
しかし、2017~2018年は逆転して対右投手の方が良い成績を残しました。
本人が感覚としてどちらを得意としているか是非聞いてみたいところですね。
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2019年のここまでの打撃成績
2019年のここまでの対右・左投手打撃成績をみていきます。
対右投手 | 対左投手 | |
---|---|---|
2019 | .000 0本 0点 | .444 1本 1点 |
対右投手に対しては、安打を1本も記録していません。
逆に対左投手では.444とかなり打っていることがわかります。
ただ、まだ22打数と少ないデータなのでここからどう変わっていくかです。
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年度別にみた長野久義選手の得点貢献度
最後に年度別にどれだけチームの得点に貢献したのかをみていきます。
比較として、丸佳浩選手と鈴木誠也選手のデータも同時に載せておきます。
平均の選手が100としてみるとそれ以上が平均以上になります。
2016年の対右投手は平均値を下回ったものの、概ね平均以上を記録しました。
丸佳浩選手と鈴木誠也選手に比べると低いものの主力選手級の働きをしています。
2019年はここからどれだけ巻き返しできるかが期待されるところです。
今回のまとめ
今回は長野久義選手の対右・左投手の打撃成績について述べてきました。
左右で顕著な傾向はみられなかったですが、安定した成績を残してきています。
2019年はレフトを他の選手と併用されながら出ることになるでしょう。
チーム方針として主に対左投手時のスタメンや代打要因の可能性が高いです。
ここまで期待されたような打撃成績は確かに残っていません。
しかし、以前提示したデータでは6月からは打撃成績があがっています。
スロースターターと呼ばれている長野久義選手。
年間を通して、どこかでチームに大きく貢献してくれることでしょう。
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